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11 月 17 日: 勝てないと普通に凹む

愚痴

私の愚痴成分が含まれている文章です。 ご注意ください。

1 勝もできないと普通に凹む

OTB1 は確かに楽しいことが多いです。 普段ネットで練習しているコンピュータゲームらしきものが、突然マインドスポーツとして立ち上がってくる瞬間でもあります。 そして勿論、成績が良いと気分が良くなります。 勝ち越すことができていれば万々歳ですが、別に勝ち越しでなくても 1 回くらいでも勝てれば良いのです。

そしてこの前参加した 東京チェスフェスティバル 2022 ですが、結果は 1 ドロー 2 敗 でした。 1 勝もできないだけでもメンタルに来るのに 3 戦目の不甲斐ない試合内容にショックを受けてしまいました。 当日は天気予報が悪かったので電車で行ったのですが、試合が終わって外に出るとしとしとと雨が降り始めて意気消沈したまま帰路につきました。 天気とともに最悪な気分が増幅されました。 家に帰ったらやけ酒です。

チェスは勝てなくても楽しいという人はいるかもしれませんし、それについては良いことだと思います。 ある趣味のどこに楽しさを求めるかは人それぞれですし、チェスをプレイしているだけで楽しい、とんでもない内容で負けても楽しいということであればそれでよろしいのではないかと思います。 しかし私は前述の通り、さすがに成績が悪くても楽しいとは思いません。 チェスは勝ちを目指すゲームなのにもかかわらず、それが 1 回も達成できなかったのです。 これが面白いわけがありません。 そしてチェスは運が絡まないゲームなので、原因は間違いなく 自分自身の弱さ、至らなさ にあります。

チェスクラブに行った際には 2 試合くらいしかできないことが多いですし対戦相手が格上のことも多いので全敗してもそこまで凹まないのですが、試合内容がひどかった時はさすがに凹みます。 今年や去年にチェスを始めたわけでもないのに何故今更こんなひどいミスをしてしまうのか、考えてしまいます。

ただ、勝つ人が発生したら必ず負ける人が発生します。 全員が勝者とは絶対にいきません 。 もしすべての参加者に勝ちと負けが完全ランダムで与えられるとしたら、任意の人物がそれなりに高い確率で必ず負け越し、時には全敗します。 なので本来は特に凡庸な実力の持ち主にとっては、チェスの大会に出て結果が芳しくないということはそれほど珍しいことではないはずなのです。 それによくよく考えてみると私は OTB 大会に参加したのはこれが初めてではありませんし、今まで参加してきた数回の大会の中で 1 勝もできなかったのはこれが初めて なので全体的に見ると成績はそこまで悪くなかったのではないかと思い直しました。 といってもメンタル・ダメージが大きく、少なくとも今年は再度大会に出ようと思いません。 ゆっくりと力を蓄えようと思います。

改めて思うのですが、時には成績が芳しくなくても大会に足繁く通うプレイヤーは本当にすごい精神力だと思います。


  1. OTB は Over The Board の略で対面で人と指すチェス 

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