コンテンツにスキップ

YouTube でのチェス実況について

概要

コジオン: チェス実況 という YouTube チャンネルを公開しています。 lichessChess.com で 10 分ラピッド1のチェス実況動画を毎日投稿しています。 チェス実況動画投稿数が 10 の倍数となった時に記念動画 と称して チェスに関係のある普段の実況以外の動画 を 1 回投稿します。 基本的にはその繰り返しのチャンネルとなります。 試合に関しては一切選別なしで掲載する というポリシーで運営しておりますので、時にはひどいブランダーの試合なども含まれるかもしれません。

一切選別なしとは具体的にどういうことですか?

撮影したら よほどの理由がない限りボツにしない ということです。 ここでいうところの よほどの理由 とは以下のような事象です:

  • 1 手も指さずに相手に試合中断された
  • 機材ミスで音声が全く録音できていなかった

何故試合を選別しないのですか?勝った試合だけで良いのではないですか?

勝った試合だけを観ることができれば、確かに気分は良いかもしれません。 勝敗がつく競技というのは勝った時に嬉しさを感じ、負けた時に悔しさを感じるものだからです。 観る側としてもポジティブな印象を受ける内容ばかりを観たいところがあるかとは思います。 しかし、だからといって勝った試合だけを載せるのは 1 つのドキュメンタリーという観点でチェスプレイヤーの自然な姿ではない と考えております。 何故なら、よほど強いプレイヤーでもない限り大抵のプレイヤーは半分くらいは勝ち、半分くらいは負けるものだからです。 負けたとしてもただ悔しいというだけでなく何故負けたのか、どのようにすれば別の結果を導き出すことができたのかということを 1 回 1 回反省することが大切と考えます。

沿革

日付 概要 備考
2024-10-21 登録者 1000 人達成 4 年半の歳月が本当に長かった
2024-07-15 登録者 900 人達成
2024-03-15 登録者 800 人達成
2023-10-29 登録者 700 人達成
2023-06-21 登録者 600 人達成
2023-04-02 チェス実況 1000 回達成 ここでブリッツ 5 分戦の実況を終えてラピッド 10 分戦に移行することにした
2023-01-10 登録者 500 人達成
2022-08-02 登録者 400 人達成 長らく停滞していたがオリンピアードで徐々に増えた
2021-09-15 登録者 300 人達成
2021-03-23 登録者 200 人達成 やはりクイーンズ・ギャンビット特需が継続中
2020-12-04 登録者 100 人達成 クイーンズ・ギャンビット特需に乗っかった
2020-04-20 動画投稿開始

始めようと思ったきっかけ

実況 100 回達成時に撮影した記念動画 実況 100 回やってみて でも語らせていただきましたが、私がチェスを始めた頃はコロナもなく毎日電車通勤していました。 電車の中で CHESS HEROZ などのアプリでチェスをプレイすることもありましたが、楽しみにしていたのは YouTube で毎日投稿のチェス実況動画を観ることだったのです。 その頃はチェス関連でめぼしいチャンネルは チェス実況チャンネル【ルセナ】 以外には存在せず、私は毎日ペースで投稿されるチェス実況動画を観ていました2。 ただ、ある日このチャンネルが行っていることは特殊な技術を使っているわけでもないのでもしかしたら私でも頑張ればできるのでは?と考えるようになりました。 しかしそう思うだけで特に行動に移さず、そのまま月日が過ぎていきました。

そうしているうちに忘れもしない 2020 年 2 月下旬、とうとう コロナショック が訪れます。 外出自粛となり、チェスクラブは軒並み例会が開催されず OTB で試合を行うことが難しい状態となってしまいました。 バイクで外に出かけるのも憚られるような情勢で悶々と自宅で過ごしている中、過去に自分が思い描いていた構想を思い出しました。 よし、ためしにやってみよう、と何となく始めたのが 2020 年 4 月 20 日となります。

つまり今私が同じ形式の実況対局動画にこだわって毎日投稿しているのは、チェスを始めた頃に私がルセナさんの動画を観ていて満足した体験をそのまま再現しているからです。 私自身偏った考え方の人間であることは認識しておりますが、私と同じように気楽に対局動画を観て時にはエンターテインメントとして、時にはドキュメンタリーとして楽しんでいただける方が中にはいらっしゃるものと考えております。

使用機材・ソフト

チェス実況をやってみようという方の参考になるかもしれませんので、ここに記載しておきます。

Razer Seiren Mini
チェス実況 838 回目から使い始めました。 安価なコンデンサーマイクです。 確かに音質は良くなったのですが、そのままだとスタンドの高さが足りないのとポップノイズが入るという問題があったので別途 スタンドポップフィルター を買いました。 以下の動画でも紹介しておりますので、ご参照ください。
エレコム ヘッドセット HS-NB05USV
チェス実況 1 回目から 837 回目まで使用していました。 実売 1,500 円程度で購入できる安価なヘッドセットで、このマイクを使用しています。 テレワークにも使用できますので、コストパフォーマンスは抜群だと思います。 ちなみにロジクールの 10,000 円近くするヘッドセットも買って使ってみようと思ったことがあったのですが このヘッドセットよりマイク音質が悪かった ので断念しました。 マイク音質に関しては値段ではなくちゃんとレビューを見るなどして確認するか、マイク単体の専用品を購入したほうがよさそうです。
Bandicam
動画キャプチャーソフトです。 有料のもので良ければこれが一番だと思います3。 お金を払わなくても使用はできますが、その場合動画に Bandicam というウォーターマークが付与され動画の連続撮影時間が 10 分間に制限されます。 これもテレワーク時にも使えますので、買っておいて損はないかと思います。
Bandicut
動画の切り出し・結合に特化したソフトです。 後述の動画編集ソフトと機能的には競合するのですが、このソフトは Bandicam と最高の親和性を誇り 高速で処理できるのが特長です。 実況動画を撮る際に毎回切り出しているので個人的には Bandicam と合わせて必須のソフトとなっていましたが、チェス実況 941 回目から後述の Filmora 無音検出に移行したため普段は使わなくなりました。
Filmora
フィモーラ と読みます。 500 回を越えたあたりから記念動画の編集作業を行うために使い始めました。 動画編集初心者にも使いやすいように分かりやすい UI になっているのが特長らしく、私でも難なく使えました。 動画編集のプロになりたいわけではないのでこれで十分ですし、値段も手頃で良いと思います。 5 分ブリッツから 10 分ラピッドに移行する際に動画時間が長くなることが懸念されたので対応策を考えていたのですが、この Filmora が最新のバージョンで持つ 無音検出 という機能がなかなか有用で今回の要件を満たしてくれました。 以下の動画でも紹介しておりますので、ご参照ください。

  1. 但し切れ負けではなくインクリメントのあるフィッシャールールとします 

  2. 今は配信メインになっていると思いますが、当時は対局動画のみを毎日投稿されていました 

  3. 無料が良ければ OBS Studio やロイロ ゲームレコーダーなどがあります 

コメント