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12 月 19 日: 変則チェス九番勝負

変則チェスが結構好き

私はスタンダード・チェスも好きですが、変則チェスも結構好きで Chess.com や lichess で頻繁にプレイしています。 中でも lichess で提供されている 8 つの変則チェスはどれも良く考えられており奥が深く、しかもスタンダード・チェスと同様に Stockfish を使用した解析や lichess オープニング・データベースを使って検討することもできます。 この変則チェスを使って何か面白いことができないかな、と常日頃から考えていました。

桑名七盤勝負からインスピレーションを得る

桑名七盤勝負 という競技をご存知でしょうか。 平たく言うと 7 種類の有名なボードゲームを 2 人で同時に対局する、という競技です。 種目としては連珠、どうぶつしょうぎ、オセロ、チェス、囲碁 (9 路盤)、将棋、バックギャモンを使用するとのことです。 私はプレイしたことはありませんが、これを聞いた時結構面白そうだな、と思いました。 A という種目では負けたが B, C という種目で勝ったから総合的に勝ち、という発想は何だか運動会のようで楽しそうに思えるからです。

ちなみに 番勝負 という用語を ウィキペディア から引用します:

番勝負(ばんしょうぶ) は、主として、囲碁の棋戦や将棋の棋戦などにおいて、同じ 2 名の対局者が複数回の対局を行い、勝数が多い方を優勝者等とする仕組みを指す言葉である。

桑名七盤勝負が 番勝負 でなく 盤勝負 なのは、実際に 7 つの盤を並べて対局することを意識したネーミングなのだと想像します。

スタンダード・チェスを加えた「九番勝負」

ということで lichess が提供している 8 つの変則チェス + 普通のチェスで九番勝負を行う、というのを考えました。 変則チェスだけだと 8 つで偶数になってしまい、ドローが無かった場合でも 4 勝 4 敗で決着がつかず面白くないのでスタンダード・チェスを加えた九番勝負としました。 欲を言えば特定の対戦相手同士で 2 人で九番勝負としてやりたいのですが、そんな奇特な人1が現れるのを待つのは現実的ではありません。

というわけで、今後この 9 種目を lichess ロビーでのマッチングで連続して行い、勝ち越せば勝ち、負け越すと負けとするような配信を行ってみようと思います。 こういうのが面白いと思ってもらえるかどうか、探り探りやっていこうと思います。


  1. 私のような物好きな人 

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